Staff interview #35 Julie Anne Porol

目標は活動地域を広げること

 

私は、フィリピンのミンダナオ北部・ビサヤ諸島地域の営業チームを率いています。私は元々ミンダナオ北部の出身で、この地域でのQuipperの営業を開拓しました。カントリーマネジャーからビサヤ諸島地域の営業も担当してみないかと聞かれ、もちろん引き受けることにしました。

 

Quipperで目標とすることの一つに、私たちの活動地域を広げることがあります。既にQuipperのプロダクトを使ってくれている大きな学校がいくつもあれば話は別ですが、新たな地域に乗り込むことは挑戦です。でも、私たちのプロダクトの素晴らしさ、高い質のコンテンツをもってすれば、いつかフィリピン全土に活動地域を拡大することが出来ると信じています。既にフィリピンの全主要都市にQuipperの営業活動を展開できていることは喜ばしいですね。

より素早く行動したいが、道中には大きな障害がある

Quipperに入社する前は、教育系出版社で地域営業マネジャーをしました。参考書などを販売したのです。昔ながらの出版社ではなくQuipperのようなEdtech企業で働くのは、私にとって初めてのことです。ここでは意思決定が格段に速く行われています。自分で考える自由も与えられています。上司に管理されているというより、ルールの範疇であれば自分で自由に決めて動く事が出来るのです。


私たちにとって一番の課題は、保護者の方達が昔ながらの方法に捉われているということです。新型コロナウイルス以前は、eラーニングが全面的に受け入れられているわけではありませんでした。子供には本を読む時に実際にページをめくってほしいと考える保護者が多かったのです。また、学校でもインターネットアクセスポイントが不足するなど、アップデートが必要なインフラがまだまだたくさんあります。フィリピンは他国のようには発展していない部分があるので、既に必要なインフラが整っている学校しかターゲットにできません。私がQuipperに入社した時、ミンダナオ北部にはiPadをすでに導入している学校が2、3校あったので、まずはその学校をメインターゲットとして焦点を当てました。

学校の現代化をQuipperが手助けする

生徒がインターネットに対応できる年齢であるため、私たちの主なターゲットは高校で、ユーザーの大部分が高校2年生と3年生です。フィリピンでQuipperはB to B企業で、学校の校長や地方自治体の教育担当者などを主なターゲットとしています。しかし同時に、学校がeラーニングに取り組んでいる理由やeラーニングがどのように子供の助けになるかを、生徒の保護者に説明することも私たちの仕事です。フィリピンの文化では、「親が子供に与えられる最高のものは教育であり、熱心に勉強すれば子供は人生で成功できる」と親は信じているのです。


現状、学校はもちろん選択の余地がありません。新型コロナウイルスの蔓延に伴い全ての学校がeラーニングを取り入れる必要があります。しかしそれに先だって、eラーニングは生徒の関心を集めつつありました。先生は生徒の関心を得るのに苦労することが多かったのですが、テクノロジーを使えば簡単に生徒の関心を引くことができます。私たちは、学校がeラーニングの先導者となるよう働きかけています。そうることによって、Quipperを新しい学校に広めるのに非常に役立っているのです。


フィリピンには競合相手がたくさんいます。大手教育系出版社は全て、独自のeラーニングプラットフォームを構築していて、学校からの信頼も既に得ています。まずは、大手に追いつくためにやらなければいけないことがたくさんありました。Quipperはこれまで健闘してきていて、新たな価値を提供したと思います。我々の大きな強みは質の高いコンテンツと献身的なサポートチームです。競合会社の中には、プロダクトを売るか初期のトレーニングを提供するだけで、そこから先は全く何もしてくれないようなところもあるのです。その為、eラーニングでもそのようなことが起こるのではないかと懸念する学校もあります。しかしQuipperでは、マニラチームからの遠隔サポートはもちろん、私のチームも現地に赴いて継続的にサポートしています。

自分自身とチームのニーズのバランスをとる必要がある

私のチームには営業担当者とサポート担当者を含めて6人います。この地域では実際のオフィスがないので、私たちは自宅か提携校で会議を行います。チームと電話で話すこともよくあります。ビサヤ諸島地域には他に2人のスタッフがいます。ビサヤ諸島とは距離が離れているので、実際に行くとなると小さな海を渡る必要があります。

 

ここで気をつけなければいけないのは、私がマネジャー職と営業職をやりくりしているという点です。というのも、私は自分自身のKPIを立てて仕事をしているからです。ミンダナオ北部はとても広いので、他の大都市の学校を訪問する時には、4-5時間かけて運転しすることもあります。運転の途中でチームの誰かが電話してきて、学校との交渉事で助言を求められたら、路肩に停車しなければなりません。チームの目標はもちろん私自身の目標でもあるのですが、それでもチームのために自分自身の目標を犠牲にしないように、時間管理の方法を工夫する必要がありました。地域マネジャーとしての仕事を引き受けている今、適切なバランスを見出して自分自身とチームのニーズに対応する必要があります。

 

MVPに選ばれたのはとても光栄です。それと同時に、この功績は私自身のものではなく、チームの仲間や、これまで様々な方法でサポートをしてくれた上長とカントリーマネジャーがいてからこそ成し遂げたものなので、恐縮しています。彼らはいつでも私をサポートしてくれて、私がQuipperやクライアントのためにできることに信頼を寄せてくれていました。営業をしていると、クライアントの方針や異議があって、行き詰まってしまうことが容易にあります。そんな時は、創造性高く対応する必要があるのですが、そういう場面での上長の助言に助けられています。

同僚に伝えたいアドバイス

新しくマネジャーになる人に向けてのアドバイスは、人の話をよく聴くことです。新しいチームに参加するときは、チームリーダーとして参加するときでさえ、自分より知識を持っている人がいることを常に忘れてはいけません。まずは話を聞いて周りを良く観察することから始めるべきだと思います。Quipperに入社した時、私はeラーニングについて詳しくありませんでした。私はマネジャーに、それぞれのチームの責任者について思いつく限りの質問をしました。なので、私からのアドバイスは、まずは会社について詳しくなってから、自分のマネジメントスタイルを探求し始めるべきということです。

 

また、なにが自分のモチベーションを高めるものなのかを意識して、自分の強みにすると良いと思います。私はQuipperでの仕事が大好きで、一日たりとも退屈な日はありません。私は一人で働いているので、最大の敵は自分自身です。出張する機会が多く、時には6時間以上運転しなければならないこともあります。そんな時は、道中のレストランを楽しみにするか、CDを買って車の中で音楽を聴くことにしています。出張で宿泊しなければいけないときは、行ったことのないレストランに行きます。自分に小さな楽しみを与えて、モチベーションを保ち続けるようにしています。

 

もちろん、私たちには売上に応じた報酬制度もあります。余談ですが、Quipperの報酬制度は素晴らしく、私が引き抜きに応じた理由の一つでもあります(笑)。しかし、営業には障壁がたくさんあり楽なものではありません。小さなルーティンの積み重ねと高く維持したモチベーションによって、私は物事を整理し、前進し続けています。こうして一人で働いているときでも効率的に働くことができるのです。



2020/7/20

※記事中で紹介した事業(名称や内容含む)や人物及び肩書については取材当時のものであり、現時点で異なる可能性がございます。

 

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